「Parallels」を使って「EL capitan」上に「Lion」を動かすための準備。「Lion」をダウンロードする
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前回の記事の続き
前回は、仮想化ソフトを使って古いmac OSを動かせれば、java6が終わっても古いアドビソフトを動かせるということを記事に書きました。
今回は、仮想化ソフト「parallels」を使って古いmac os が仮想化して使えるかどうか試してみたいと思います。具体的には、「EL capitan」上に「Lion」を仮想化させ、さらに古いアドビソフトCS3が起動できるか試してみたいと思います。
流れとしては、
仮想化するOS「Lion」を用意する→parallelsをインストールする→OS「Lion」を仮想化させる→古いアドビソフトCS3を立ち上げる
という流れになります。
Lionをダウンロードする
今回は「Lion」をダウンロードするための記事がメインになります
「Lion」を起動させるために必要な「Lion」のインストールファイルを用意します。「OS X Lion (10.7)」は今でもApple Storeで販売しているのでさっそくダウンロードします。
Apple Store
OS X Lion (10.7) ¥2,222 (税別)
がしかし、ここで注意が必要です。
結論から言うと「EL capitan」からだと「Lion」はダウンロードできませんでした。
とりあえず、「Lion」がダウンロードできるか試みたことを記事にしたのでご覧くださいませ。
「EL capitan」に「Lion」をダウンロードできるのか試してみた
私が現在メインマシンとして使っているmacは、MacBook Pro (Late 2013)でOSは「EL capitan」です。「EL capitan」がインストールされたこのMacBook Proに「Lion」がダウンロードできるかを実験してみました。
まずは、Apple StoreのウェブサイトからLionの購入ページに行きます
Apple Storeの購入ページにいき「Lion」を購入します。
Apple Store
OS X Lion (10.7) ¥2,222 (税別)
言語は日本語を選択して[バッグに追加]をクリックして購入します。購入が完了するとメールが届きます。
注文直後は注文確認のメールが2通ほど届きます。その後に、ダウンロードコードが記載されたメールが届きます。
ダウンロードコードはすぐ届くわけではなく、1〜3営業日かかるようです。今回は購入してから1日後にダウンロードコードが届きました。
メールで届いた「Lion」のダウンロードコードを確認
メールで届いた「Lion」のダウンロードコードを確認しましょう。
ちなみにメールは二通届きます。
- 1通目は、パスワードがかかっているPDF(ダウンロードコードが記載されている)
- 2通目は、パスワードが記載されたメール
2通目のメールに記載してあるパスワードを入力してPDFを開きます。PDFを開くとそこに「Lion」のダウンロードコードが記載されていると思います。
メールが届いたらApp Storeから「Lion」のダウンロードコードを入力する
App Storeを立ち上げて、右カラムの「コードを使う」からダウンロードコードを入力します。
App Storeのコード入力欄からコードを入力してみます。
メールに記載されたLionのダウンロードコードを入力してみると、、
App Storeからコードを入力すると「OS X Lionはダウンロードできませんでした」と表示され
何もダウンロードが始まりません。
やはりできないのかな。。。
あきらめずに購入履歴に表示させてみる
「OS X Lionはダウンロードできませんでした」と表示されますが、購入履歴(購入済み)には「Lion」を表示させることができました。
右カラムにあるナビリンクからアカウントをクリックするとアカウント情報画面が出ると思います。
「アイテムを非表示」にある[管理]をクリックします。
アカウント→「アイテムを非表示」の[管理]をクリック
[管理]をクリックすると「非表示の購入済みアイテム」が表示されると思います。
購入済み一覧に「Lion」があるので[表示する]ボタンをクリックします。すると購入済みに「Lion」が表示されると思います。
さらに「Lion」の[ダウンロード]ボタンをクリックすると。。。
やはりダメでした。「このバージョンの Mac OS X 10.7 は、このコンピュータにはインストールできません。」と表示されダウンロードが開始しませんorz
やっぱり「EL capitan」には「Lion」をダウンロードできなかった
。。。。。。。結局、「EL capitan」には「Lion」はダウンロードできないようですね。諦めて「Lion」がダウンロードできる古いmacを用意することにしました。
古いmacから「Lion」をダウンロードすることにした
先ほどは「EL capitan」からだと「このバージョンは対応していません」と表示されダウンロードできなかったので、古いmacからダウンロードを試みてみました。
古いiMacは、Lionがインストールされた「iMac Late2006」です。
電源を入れ立ち上げたらさっそくApp Storeを開きます。
App Storeから購入済みを見ると先ほど購入した「Lion」が表示されます。
ちなみに、以前にも「Lion」は購入していますが、昔購入したLionは履歴にも表示されず、再ダウンロードもできなくなっていました。なので今回「Lion」を再購入したわけです。
Lionのダウンロードボタンをクリックすると「OS X10.7はすでにこのコンピュータにインストールされています。ダウンロードしてもよろしいですか?」と表示されるので、そのまま[続ける]をクリックします。
すると「Lion」のダウンロードが始まります。
[続ける]をクリックしてダウンロード
「Lion」のダウンロードが開始されます。
ダウンロードは約20分ほどで完了します。
ダウンロードが終わると 「Mac OS X Lion インストール」が起動しますが、スルーして終了します。
ダウンロード完了
ダウンロードが完了するとアプリケーションフォルダの中に「OS X Lion インストール」というファイルがあると思います。
この「OS X Lion インストール.app」というファイルがLionのインストールに必要なファイルになります。
さっそく、この「OS X Lion インストール.app」 をメインマシンに移動させます。
USBメモリーで「OS X Lion インストール.app」 を移動
USBメモリーに保存させて移動させました。
バッファローの8GB USBメモリーを差し込みます。「OS X Lion インストールファイル」をUSBメモリーにドラッグアンドドロップさせれば、簡単にUSBメモリーに保存できます。
「OS X Lion インストール」をUSBメモリーにドラッグアンドドロップ
メインマシンにファイルを移動
「OS X Lion インストール.app」 を保存したUSBメモリーをメインマシン側に差し込んでファイルを移動させれば完了です。
「Lion」をダウンロードする方法 まとめ
現在、App Storeに売っているLionを購入してもインストールされているOSによってダウンロードできない場合があります。
インストールされているOSによってLionがダウンロードできるかまとめ
- Snow Leopardがインストールされたmac→ ◯ダウンロード可
- Lion がインストールされたmac→ ◯ダウンロード可
- EL capitan がインストールされたmac→ ×ダウンロード不可
意外にも「Lion」がインストールされたmacなら「Lion」がダウンロードできます。それ以上の新しいOSになると「Lion」がダウンロードできないかもしれません。購入時には注意しましょう。
Apple Store
OS X Lion (10.7) ¥2,222 (税別)
Lionを用意するその他の方法
USBメモリーにLionの「復元ディスク」を作成する方法
単純にLionをダウンロードして用意するのではなく、復元ディスクを使ってOSを用意する方法があります。
「Lion」がインストールされたmacがあれば、「Lion」の復元ディスクをUSBメモリーに作成することができます。このUSBメモリーを使えば、起動時にOSを新規にインストールすることができます。
参考記事
USB メモリに OS X の「復元ディスク」を作成する
しかし、、、↑この方法だと「Parallels」にはインストールできなかった
「Parallels」を起動させ「Lion」の復元ディスク(USBメモリー)を差し込んで「Lion」のインストールを試みましたが、この方法だとインストールができませんでした。
「Parallels」上に「Lion」の復元ディスクは認識されますが、インストールを進めていくと「Mac OS X をインストールするために必要な追加のコンンポーネントが見つかりません。」と出てきて「Lion」のインストールが完了しませんでした。
次回は、parallelsを使って「EL capitan」上に「Lion」を起動させてみます
次回へ続く⇒ 「Parallels」を使って「EL capitan」上に「Lion」を起動させてみた
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