java6が今期のOSで終了する
今回の「 EL capitan」をもってjava6のサポートが終了するようです。
「 EL capitan」でも「java6」をインストールすれば、なんとか古いアドビ「CS3」「CS4」「CS5」「CS6」がなんとか使える?ようですが、次期OSでjava 6が終了するのでこれらの古いアドビソフトは使えなくなる模様です。
私はmacで古いアドビ「CS3」を使っているのですが、OSが変わるたびに不具合が出てきたりしました。
最近のmac os は、「Mavericks」→「Yosemite」→「 EL capitan」と一年ごとにバージョンアップしてます。そのたびに古いアドビソフト(アドビ「CS3」)に毎回、java 6をインストールしたりして、なんとか使ってきました。
私が使っているフォトショップとイラストレーターはバージョンが古くいまだに「CS3」を使っています。
それでも、java6をインストールすれば、「 EL capitan」 でもなんとかアドビ「CS3」が使えます。といってもかなり不具合が出てきていますが。。。
今回も 「 EL capitan」にアップデートしてから、Java6をインストールしました。こちら↓
Java6(Java for OS X 2015-001)のダウンロードページ
しかし、今回のEL capitanをもってjava6のサポートが終了するようです。
次期 mac osからjava6のサポートが終了するようなので、アドビ「CS6」以下は使えなくなると思われます。
「CS6」以下→「CS6」、「CS5」、「CS4」、「CS3」 ⇒次期OSから完全に使えなくなる!?
そうなると、アドビクラウドを使うしかなさそうです。
アドビCreative Cloudはライトユーザーにとってはやはり高い
アドビCreative Cloudのフォトショップとイラストレーターの料金を調べてみたら月額2,180円(単品価格)でした。正直高いです。
(今はキャンペーン中なので月額980円になっています。)
本格的に仕事で使うならともかく、ブログでちょこっと使うくらいだとやはり高すぎます。
古いアドビソフトを使い続ける方法があった!
アドビのクラウドを使うしかないのかと調べていましたら、古いアドビソフトを使う方法がありました。
それは。。。
VMware Fusion やParallels などを使ってOSを仮想化して使えば、古いアドビソフトも使うことができます
VMware Fusion や Parallels を使えば、古いMac osを入れることができます。そうすれば古いアドビソフト(CS6、CS5、CS4、CS3)もそのまま使うことができます。
VMware Fusion やParallelsなど仮想化ソフトを使ってできることとは?
VMware FusionやParallels などの仮想化ソフトは、本来はwindowsとmac を同時に使ったりするイメージがありますが、windows osの代わりにmac os を入れることも可能です。例えば、最新のmac osに一世代古いmac osを入れて、同時に二つのmac os を使うことも可能です。
古いアドビソフトが使いたければ、Parallels などの仮想化ソフトに一世代古いmac osを入れてやれば、古いアドビソフトも使えるようになります。
ゲストOSは「 Leopard 」まで対応
これらの仮想化ソフトに入れられる ゲストOS(仮想マシン上で動作させるOS)は、「Lion」まで対応しています。サーバー版は「 Leopard 」まで対応しています。
CS3(CS6、CS5、CS4、CS3)までなら問題なく使えそう
通常盤のOSが「Lion」まで対応しているので、CS3までの古いアドビソフトまでなら問題なく利用できるのではないでしょうか。
仮想マシン上で動作させることができるOS
VMware Fusion 8とParallels Desktop 11で仮想化できるOS
- OS X El Capitan 10.11.x
- OS X Yosemite 10.10.x
- OS X Mavericks 10.9.x
- OS X Mountain Lion 10.8.x
- OS X Lion 10.7.x
- OS X Lion Server 10.7.x
- Mac OS X Snow Leopard Server 10.6.x
- Mac OS X Leopard Server 10.5.x
Parallels Desktop 11 参照⇒ システム要件
VMware Fusion 8 参照⇒ システム要件
かなり古いOSまで仮想化できますが「 Snow Leopard 」と「Leopard」はサーバー版しか対応していません。
OS間でファイルが移動できる
Parallels などの仮想化ソフトは、OS間でファイルを移動させることができます。例えば、古いOS側で加工した画像ファイルを、最新のmac os側に移動させることもできます。
仮想化ソフト「VMware Fusion」「 Parallels」を検討してみる
- その前に古いOSを用意する -
古いmac os は今でもapple storeで買える
一時期、appleは新しいOSが販売されると古いOSの販売をすぐに停止したりしていましたが、最近は古いOSも販売し続けているようです。
バージョンが古いOSは今でもapple storeで購入することができます。(2015年11月現在)
今でも売っている以前のmac os
⇒「Snow Leopard」
⇒「Lion」
⇒「Mountain Lion 」
全て税込み2,222円(2015年11月現在)
これらの古いOSを購入して仮想化ソフトに入れてやれば、古いアドビソフト「CS6」「CS5」「CS4」「CS3」がまた使えるようになります。古いアドビソフトを持っている方は仮想化ソフトを検討してみてはどうでしょうか。
注意
「EL capitan」に「Lion」がダウンロードできるか試してみましたができませんでした。今現在App Storeで売られている「Lion」を購入しても 「EL capitan」からだと「Lion」はダウンロードができません。 詳しくはこちらの記事⇒ Parallelsを使って「EL capitan」上に「Lion」を動かすための準備。「Lion」をダウンロードする
ちなみに「Snow Leopard Server」を使えばアドビCS2も使えるらしいです。
こんな記事も見つけました。
⇒10.9(Mavericks)でもRosettaを動かせた
10.9(Mavericks)でもCS2を動かせたという記事です。10.9(Mavericks)に仮想化ソフト「Parallels」を入れて、「Snow Leopard Server」(サーバー板)をインストールして使えば、アドビCS2も動かすことが可能のようです。
この方法だと、通常盤「Snow Leopard」には対応していないようでサーバー板「Snow Leopard Server」を買う必要がありそうです。「Snow Leopard Server」はヤフオクやアマゾンで中古が15,000円ほどで売っています。
話はそれましたが、さっそく私も仮想化ソフトを検討してみたいと思います。
実際に「Parallels」を使ってみた
[追記] 「Parallels」を使って「EL capitan」上に「Lion」を起動させることができました。さらに仮想化Lion上に古いアドビソフトCS3も起動させることができました。
ステップ1から3までの手順を記事にしたので参考にしてみてください。
ステップ 1 古いOS Lionを用意する
詳しい記事はこちら⇒「Parallels」を使って「EL capitan」上に「Lion」を動かすための準備。「Lion」をダウンロードする
ステップ 2 「Parallels」を使って「EL capitan」に「Lion」を立ち上げる
詳しい記事はこちら⇒「Parallels」を使って「EL capitan」上に「Lion」を起動させてみた
ステップ 3 「Parallels」で仮想化させたLion上に古いアドビソフトCS3を起動させてみる
詳しい記事はこちら⇒「Parallels」で仮想化させたLion上にCS3を起動させてみた。 Illustrator とPhotoshopを使ってみる
仮想化ソフト一覧(Parallels Desktop、VMware)
仮想化ソフトは無料お試し版を使えます。無料体験版として使える期間は、Parallels Desktopが14日間。VMwareが30日間です。
無料体験版
- Parallels Desktopが14日間
- VMware Fusionが30日間
有料版を使う前に無料体験版を試してみるといいと思います。
公式サイト
参考商品
Parallels Desktop 11 for Mac Retail Box JP